イギリス・ロンドン|渡英後の手続き10選【長期滞在】

この記事では、イギリス・ロンドンに長期滞在する方へ向け「生活を始める際の手続き10選」を紹介しています。

1. 住所を定める

「手続き」と言うと語弊があるかもしれませんが、生活を始める際の各種手続きは「イギリスの住所」が必要となるので、後々の住所変更手続きを避けるためにもできる限り早く新生活のベースとなる住居を見つけておきたいところ。

出来る限り早く…と聞くと、まだ住居が見つかっていない方は焦ってしまうかもしれませんが、今後快適な英国生活をおくるためにも下調べはしっかりしておきたいところだと思います。

部屋探しをする際は以下の記事も参考にどうぞ。

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2. 在留届の提出

住所が定まったら「在留届」の提出を済ませておきましょう。

3カ月以上滞在する場合は「在留届」の提出が法律で義務付けられています。

届けておくことで、在英国日本大使館や外務省からの最新の渡航情報や現地の安全情報、各種手続きに関する情報などをメールで受け取れ、緊急事態が起きた際には迅速な対応や支援が期待できます。

渡英前や短期での滞在(6ヶ月未満)の場合は「たびレジ」に登録しておきましょう。

提出&登録はオンラインで簡単です

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3. GP登録

次に済ませておきたいのはGP登録。

登録することで、イギリスの国民医療サービスNHSを利用できるようになります。

以下の記事では、GPの登録方法やNHSの医療サービス内容などを紹介しているので参考にしてみてください。

↑記事内にもありますが、登録するGPによって「住所証明書類」が必要なことがあるので、この場合先に住所証明できる書類を入手しておきましょう。

渡英後すぐに住所証明書類を入手するには、monzoの銀行口座開設が手軽でおすすめです。

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4. BRPの受け取り

イギリス長期滞在者にとってパスポート並みに重要なBRP – Biometric Residence Permit。

日本でビザ申請した際には、BRPは渡英後10日以内かパスポートのVignetteが切れる前(どちらか遅い方)に、”decision letter”に記された「郵便局店舗、またはスポンサー」より受け取ることになっています。

Memo

英国滞在中に旅行などで国外へ行く場合、英国再入国時にはパスポートだけではなく「BRP」が必要となるのでくれぐれもご注意を。

BRPの住所変更について

滞在中は引っ越す方も多いと思いますが、その際、BRPの住所変更を行う必要があります。

BRPの住所変更はGOV.UK – Change your address or your representative’s detailsのページにある「Continue」よりオンラインで手続き(データ上のみでの変更)。

手続きの工程で「新住所の証明書類」のアップロードが必要となりますが、渡英間もない場合、手っ取り早く有効な住所証明を入手するにはGP登録の所でも触れたmonzoの口座開設が便利です。

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5. NIナンバー取得

NIナンバー(National Insurance Number)は、イギリスで働く(収入を得る)方が手続き対象となります。

申請からナンバー取得までにはかなりの時間を要することがあるので、渡英後できる限り早く手続きを始めたいところ。

*2021年4月末より、オンライン申請が可能になり手続きが簡略化されています。
申請手順などは↓をご参考にどうぞ。

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6. Student Beansの登録

フルタイムの学生専用Eメールアドレスや学生IDを持っている場合は「Student Beans」に登録(無料)しておきましょう。

オンラインや実店舗にて、あらゆる学生割引が受けられます。

詳細は、Student Beans UK公式サイトへ

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7. 交通運賃割引カードの作成

物価の高いイギリスで生活する上で、ぜひ活用したい交通運賃のディスカウント・カード。

ロンドン在住であれば、「割引オイスターカード」の対象となるのかチェックしておきましょう。

また、イギリス全土で利用できる「レイルカード」は、ナショナルレイルの割引が受けられるだけでなく、ロンドン市内の交通運賃割引が受けられることもあるためぜひ活用してみましょう。

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8. 銀行口座の開設

イギリスに長期間滞在する予定であれば、イギリスの銀行口座を開設したい人は多いと思います。

イギリスのメガバンクにはLloyds Bank, Barclays, HSBC UKなどがありますが、渡英したばかりの外国人の場合、口座開設の際に必要となることが多い「住所証明書類」が準備できなく銀行口座が開けない、ということがよくあります。

そんな時に試してみたいのが、評判の英国ネットバンクである「monzo」や「Starling Bank」です。
メガバンクのように実店舗が無いため全てオンラインでの手続きとなりますが、大手と比べると簡単に口座が開けるのでおすすめです。

Memo

日本の銀行口座とイギリスの銀行口座間の海外送金は、Wiseを利用すれば手数料が抑えられます。また、イギリスの銀行口座を作るまでは、日本でも作成できるWiseのデビットカードがあると便利です。

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9. 英国運転免許証に切り替え

日本の運転免許証は、渡航後にイギリスの運転免許証に切り替えが可能です。

英国居住1年以内は、日本の運転免許証でも運転可能ですが、身分や住所を証明する書類として利用する際は、英国の運転免許証が必要となります。

切り替えの条件↓

  • 英国居住から5年以内
  • 日本の運転免許証が有効期限内

切り替えにあたり講習や試験などはなく、申請手続きするだけで英国の運転免許証が入手できます。

切り替え手続きを行う際は、まず、在英国日本大使館にて日本の運転免許証の英訳証明書の申請が必要となります。

ちなみに、英国の運転免許庁DVLAに申請する際に「BRPカード」を送る必要があり、切り替え申請中は、英国外へ出ることはできなくなるためご注意を!

詳しい手続き手順や必要書類は、在英国日本国大使館の公式サイトでチェックできます。

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10. オイスターカードのアカウント作成

ロンドン生活で必須のオイスターカードは、ロンドン交通局TfLのサイトにてアカウントを作成しカードの登録をしておくと便利です。

*オイスターカードだけでなく、タッチ決済のコンタクトレスカードの登録もできます。

カードを登録しておくとオンラインアカウント上で以下の様な事が出来ます。

  • チャージ
  • オートチャージの設定
  • 返金手続き
  • 紛失・盗難時の手続き
  • 乗車履歴のチェック など

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最後に

「渡英準備が終わり、やっとのことでイギリス到着!」と思いきや、渡英後もやることが沢山あって大変ですよね。

でもここを越えれば、晴れてイギリスで自分のやりたいことが思う存分できるようになるのでもうひと踏ん張りです!

頑張ってください! 

追記:渡英前であれば…

などの記事も参考にどうぞ。

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