ロンドン・ハリーポッタースタジオツアーとは?【訪問ガイド】

この記事では、ロンドンで大人気の観光アトラクション「ハリーポッタースタジオツアー」を訪れる際に知っておきたい基本情報やチケット予約、スタジオまでの交通アクセスを紹介しています。

1. ハリーポッター・スタジオツアーとは?

ロンドン・ハリーポッタースタジオの建物

英語名:The Making of Harry Potter

ロンドンの「ハリーポッター スタジオツアー」は2012年にオープンして以来、毎日約6千人が訪れる大人気観光地。

ハリポタファンのみならず、映画好きなら是非訪れてみたおすすめスポットです。 

このアトラクションはハリーポッターの映画制作会社である「ワーナーブラザース」が運営する公式の施設で、展示内容は奥深く、質の高さもさすがの一言。

あんなアイテムやこんな仕掛けなど、ハリポタ好き、映画好きには興奮の連続となるはずです。

施設はロンドンの北部にある有名な映画スタジオ敷地内にあり、映画ハリーポッター・シリーズの一部シーンの撮影が行われた場所でもあります。

Memo

この映画スタジオでは、ハリーポッター以外に「007 ゴールデンアイ (1995)」、「スターウォーズ エピソード1/ ファントム メナス (1999)」、「ティム バートンのスリーピー ホロウ (1999)」 などの撮影も行われたのだとか。

次からは、スタジオツアーの見どころを紹介していきます!

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2. ツアーの見どころや内容

ロンドン・ハリーポッタースタジオのダイアゴン横丁

見学内容を読む前にお伝えしておきたいのは、このツアーはユニバーサルスタジオ・ジャパンのように「ライドなどの体感型アトラクションはない」ということ。

また、「ツアー」と言っても映画製作のセットなどを各自徒歩で巡る造りとなっており、時間制限無く、日本語対応のデジタルガイド片手に各自のペースでゆっくり楽しめます。
(デジタルガイドは現地にてレンタル可)

WBスタジオツアーでの滞在時間の目安は4時間ほど。

以下、施設内でどんなものが見学できるのか主なものを簡単に紹介していきますが、
訪問時期により展示内容が異なるので参考程度にご覧ください。

セット

  • グレートホール (Great Hall)
  • 禁じられた森 (Forbidden Forrest)
  • 9と4分の3番線 (Platform 9¾)
  • ダイアゴン横丁 (Diagon Alley)
  • グリンゴッツ魔法銀行 (Gringotts Wizarding Bank)
  • スプラウト教授のグリーンハウス (Professor Sprout’s Greenhouse) – 2022年新登場
  • ウィーズリー家の家|隠れ穴 1/3縮尺バージョン (Weasleys’ Burrow) – 2022年新登場
  • ホグワーツの中庭にある噴水(Fountain from the Hogwarts courtyard) – 2022年新登場

小道具

  • 魔法薬と教室 (Potions Classroom)
  • 記憶の保存瓶 (Memory Cabinet)
  • アンブリッジのオフィス (Professor Umbridge’s Office)
  • げーげートローチ (Puking Pastilles)

衣装

  • クィディッチ (Quidditch) – 魔法界のスポーツ撮影で使われたユニフォーム
  • 19年後 (19 Years Later) – ハリーポッターと死の秘宝 PART 2 の最後のシーンに登場する衣装
  • ユールボール (Yule Ball) – クリスマスパーティー(ユールボール)の際の衣装
  • ボーバトン (Beauxbatons) – ボーバトン魔法アカデミーの制服

特殊撮影、視覚効果

  • 秘密の部屋の扉 (Chamber of Secrets Door) 
  • 透明マント (Invisibility Cloak)
  • 暴れ柳 (Whomping Willow) 
  • CG合成 (Green Screen) – ほうきに乗って空を飛ぶ写真が撮れる

魔法の国の生き物

  • バジリスク (Basilisk) – 「秘密の部屋」に登場する巨大蛇
  • バックビーク (Buckbeak) – ヒッポグリフ
  • ゴブリンの頭 (Goblin Heads)
  • 大蜘蛛アラゴグ (Aragog)
  • ドビー (Dobby)
  • マンドレイク (Mandrake)

その他

  • ホグワーツ魔法魔術学校の模型 (Hogwarts Castle Model)
  • 小道具のデザイン (Graphic Design)
  • 実際のセットを制作する前の段階で作られる白いミニサイズのセット (White Card Model)
  • 設計図面 (Technical Drawings)
  • ダーズリーの家 (4 Privet Drive)

いかがでしょうか?

ツアーの途中にあるBacklot Cafeでは「バタービール」、ツアーの最後にあるお土産ショップには「各ホグワーツ寮のオリジナルグッズ」や「百味ビーンズ」などがあり、お楽しみ続々です!

ちなみに、館内入場後、スタンプラリーの無料冊子 (Activity Passport)を貰うのはお忘れなく!

また、館内には写真撮影ポイントが満載なのでスマホのバッテリー残量にも要注意です。

次からは、スタジオツアーのチケット予約について紹介していきます。

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3. チケット予約について

ロンドン・ハリーポッタースタジオのホグワーツ・エクスプレス

入場チケットは「オンライン予約」が必須ですが、超人気アトラクションのうえ、時間指定で入場人数制限があるためできる限り早く入手しておきたいところです。

ロンドン市内からの送迎つき入場チケットが便利でおすすめです↓

【送迎つきチケット予約】
詳細をチェックする (GetYourGuide)


直接スタジオツアーに行く場合は、公式サイトより入場チケットを入手しましょう。

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4. ロンドン市内とスタジオ間のアクセス

駅からハリーポッタースタジオまでのシャトルバス
Image credit: Moomusician / Shutterstock.com

ロンドン中心部からハリーポッターツアーのスタジオまでの距離は約30km。

車であれば片道50分程度となります。

以下、公共交通機関を利用して現地に行く方はご参考にどうぞ。

最寄り駅と電車の運賃

スタジオの最寄り駅は「ワトフォード・ジャンクション駅 (Watford Junction)」。

ロンドンのユーストン駅 (Zone1)から、ナショナルレイル利用で乗換なしの約20分の乗車となります。

運賃は…

  • オイスターカード利用で片道 £6.20 (オフピーク / 2022年5月時点)

(ユーストンからはナショナルレイルとTfL管轄のオーバーグラウンドのどちらもワトフォード・ジャンクションにいき、同じ料金(オイスターカード)で利用できますが、ナショナルレイルの方が所要時間が短いです)

電車の時刻はTrainlineサイトで確認できます。

スタジオとワトフォード・ジャンクション間の移動

ワトフォード・ジャンクション駅からは「専用の無料シャトルバス」が利用できます(↑写真参照)。

乗車にはスタジオツアーの入場チケットが必要です。

所要時間は約15分で、シャトルバスの乗り場までは駅内に案内表示があり、車体も派手なので迷うことはないはずです。

9:20am*から30分おきに出発していて、スタジオから駅への最終便は閉館時間に併せて運行とのこと。(*スタジオが9amにオープンする日は8:15amが始発)

最後に

いかがだったでしょうか?

館内では季節ごとにテーマが変わったり、展示品が入れ替わることも多々あり何度訪れても楽しめるのが嬉しいところ。

素敵な時間となりますように!

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