イギリス留学・YMSの事前準備と手続きリスト

長期海外で生活すると決まったら準備しなければならないことは山積みです。

この記事では、渡英前にチェックしておきたい「渡航前の準備や手続き」を一挙にご紹介します。

イギリスで長期にわたり生活してきた筆者の視点から、日本を離れる前に押さえておくべきポイントや、現地でのスムーズなスタートを切るためのアイデアもお伝えします。

このリストを参考に、イギリスでの新生活に向けた準備を整えましょう!

1. パスポートの新規発給・更新

机の上に並んだ5年用途10年用の日本のパスポート

まずは、海外渡航に必要な「パスポート」について確認しましょう。

既にパスポートを持っている場合でも、有効期限が「1年未満」であれば、日本にいる間に「パスポートの更新手続き」を行うことをおすすめします。

パスポートを更新すると、パスポート番号が変わるため、VISAの申請や航空券の予約をする前に、更新手続きを完了させておきましょう。

有効期限が切れていたり、まだパスポートを持っていない場合は「パスポートの新規発給申請について」を参考にどうぞ。

パスポートの更新は有効期間1年未満から可能

パスポートの更新は、有効期間が1年未満になった時点から申請が可能ですが、更新前のパスポートの残存期間は新しいパスポートに繰り越されず、更新後は旧パスポートが有効期限内であっても失効します。

通常、申請から受け取りまでには約6日(土日祝除く)かかります。

【更新の申請方法】

なお、イギリス国内でもパスポートの更新はオンラインで可能ですが、受け取りは申請者本人がロンドンの日本大使館またはエディンバラの総領事館に直接赴く必要があるため、遠隔地に居住予定であれば留意しておきましょう。

パスポートの新規発給申請について

日本のパスポートは、18歳以上であれば5年有効(紺色)か10年有効(赤色)のどちらかのパスポートが選べ、17歳以下は5年有効のパスポートのみ申請することができます。

通常、申請から受け取りまでには約6日(土日祝除く)かかります。

【新規発給申請の方法】

一部の都道府県ではマイナポータルでの「新規オンライン申請」もできますが、必須書類である「戸籍謄本」は原則として郵送(簡易書留)による提出が必要となるようです。(2023年7月時点の情報)

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2. ビザの申請と取得

ビザ申請後にパスポートに貼られるエントリークリアランスとBRPカード

イギリスで長期滞在する際には、滞在許可証である「ビザの申請」が必須となります。

ビザの審査には通常15営業日程度(定住ビザは60営業日以内)かかるのに加え、必要書類の準備に時間を要することもあるため余裕をもって取り掛かりたいところです。

【ビザ申請の流れ】

  1. 申請するビザの種類と必要書類を確認し準備する(UK Visas and Immigration)
  2. 英国政府の公式サイトでVISAを申請する(UK Visas and Immigration)
  3. ビザ申請料(+英国医療サービスNHS利用料IHS)の支払い
  4. ビザ申請センターを予約する
  5. 提出書類のアップロード
  6. ビザ申請センターに行き生体認証情報(指紋と写真)を登録する
  7. メールでの審査結果受信
  8. パスポートの受取(郵送またはセンター受け取り)

なお、ビザの種類によっては、ビザ審査の時間を短縮できる「優先ビザサービス」が利用できますが有料となります。

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3. 航空券を購入する

パソコンで航空券を探している人

世界情勢により、航空券の価格は大きく変動しており、以前と比べ購入のタイミングを見極めるのが難しくなりました。

格安航空券の比較サイトでは様々な航空券が見つかりますが、中にはサポートが不十分で信頼性の低い代理店も存在するため、特に価格だけに注目して決めるのはおすすめできません。

過去数年の間に起こったパンデミックや紛争などの影響を考慮し、将来的にも予期せぬ事態が発生する可能性があることを考えると、航空券は「正規の航空会社の公式ウェブサイト」で購入することをおすすめします。

その理由は、予約済みのフライトがキャンセルされた場合、直接航空会社とやり取りができ、代替便の手配がスムーズに行えるからです。

一方、代理店で航空券を購入した場合、通常はその代理店を介してのやり取りになるため注意が必要です。

【航空会社】

日本からイギリスへの直行便は、日本航空(JAL)、全日空(ANA)、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の3社が運行しています。ただし、できるだけお得に行きたい場合は、エールフランス、KLM、フィンエアー、エミレーツなどの乗り継ぎ便も検討してみましょう。

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4. スマホ・SIMの準備|英国の電話番号は日本で入手

この項目では、留学などで日本を離れる際に知っておくべき「携帯電話」に関する情報を紹介します。

日本の携帯電話は海外ローミングサービスを利用すれば、海外でも使用することができますが、高額な使用料が発生する可能性があるため、長期利用には適していません。

最近では、手軽に利用できるeSIMも存在しますが、大部分のeSIMは「データ通信専用」のため、渡英後の手続きや利便性を考慮すると、「イギリスの電話番号が取得できるサービス」を利用することをおすすめします。

以下、「長期滞在におすすめの英国のSIMカード」と「日本のスマホ契約の選択肢」について紹介します。

イギリスのSIMカードは日本で入手可能

イギリスで長期生活する場合、現地の通信会社が提供するサービスを利用するのが最適です。

日本で無料で入手できるgiffgaff(ギフガフ)のSIMカードは、イギリスの電話番号が取得でき、料金も手頃、そして現地での利用者も多い人気のMVNOです。

日本を離れる前に手続きを済ませておけば、イギリス到着後すぐに利用できるのも魅力ですが、SIMカードが日本に郵送されるまでに2週間以上かかる場合があるため、できるだけ早めに注文することをおすすめします。

料金プランや使い方、注文方法などの詳細については、giffgaffの解説記事を参考にしてください。

日本のスマホ契約の選択肢

前述の通り、日本で契約している携帯電話は長期の海外生活には適していないため、日本のスマホ契約をどうするかを事前に決めておきましょう。

考えられる選択肢は以下の2つです。

日本のスマホ契約は…

  1. 解約する
    契約の解約手続きを行うと、使用していた電話番号やメールアドレス(キャリアメール)は完全に失われます。なお、2021年10月頃からは、ほとんどの契約プランで解約金が廃止されています。
  2. 休止する
    休止の手続きを行うと、電話番号やキャリアメールは一定期間保持することができますが、休止中はSMSや通話、データ通信の利用はできません。大手キャリアの場合、休止(保管)サービスの利用期間は通常5〜6年で、申し込み料や月額のサービス利用料が発生します。格安SIMを利用する場合でも、休止していても月額料金が継続することが一般的です。

どちらを選んでも、イギリス滞在中は日本の電話番号やキャリアメールを使用することはできません。

そのため、銀行などのオンラインサービスで日本の携帯番号やキャリアメールを利用した認証方式を設定している場合は、Eメールなどの認証手段に変更する手続きも忘れずに行っておきましょう。

Memo

日本の携帯番号をイギリスの通信サービスへ引き継ぐことは不可能です。
なお、LINEはイギリスでも使用できます。

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5. イギリスポンドへの両替とカードの準備

日本円と英国ポンドの為替レートの表示スクリーン

イギリスでの長期生活を始める際に必要なのが英国ポンドです。

イギリスは電子決済(非接触決済)が普及しているため、現金を準備する必要は特にありませんが、手数料を考慮すると日本のクレジットカードに頼りすぎるのは避けた方が賢明です。

外貨両替、送金、タッチ決済ができるWiseが優秀

多くの海外在住者が利用していておすすめなのが「Wise(ワイズ)のデビットカード」で、手数料が安く、使い勝手がよいため筆者も長年利用しています。

【Wiseのデビットカードの特徴】

  • 年会費なし(カード発行料あり)
  • クレジットカードではないので審査は不要
  • 英ポンドの口座が作れる(送金&受け取り可)
  • アプリを通し円→外貨へ両替(手数料が安い)
  • タッチ決済機能付き(現地通貨で支払い)
  • ユーロ口座も作れヨーロッパ旅行時も重宝
  • 世界中で使え、もちろん日本国内でも使用可

関連記事Wiseのデビットカードとは?特徴やメリットまとめ

日本でWiseのデビットカードを作り、日本円をWiseの英ポンド口座に両替しておけば、イギリス到着してすぐに交通機関や飲食店などで決済でき便利です。

Memo

日本の銀行口座のネットバンキングを使えるようにしておけば、Wiseを通してイギリスからでも簡単に日本円を外貨両替することができます(逆も然り)。

クレジットカードは予備として持っていく

Wiseのデビットカードがあれば特に海外での支払いに困ることはないと思いますが、万が一に備えてクレジットカード(VISA, Mastercard, Amex)を持っていると安心です。

クレジットカードによっては、海外での使用時に「不正利用検知システム」が作動し、決済ができなくなることがあるため、事前に海外へ行く旨をカード会社に連絡しておくことをおすすめします。加えて、クレジットカードの暗証番号も確認しておきましょう。

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6. パッキング・荷造りのポイント

机の上に置かれた荷造りリスト

長期の海外生活となると、あれもこれも持って行きたくなるところですが、限られた準備期間の中で本当に必要な物を持っていけるよう、リストを作って計画的な荷造りをしましょう。

以下、荷造りのポイントをまとめます。

【荷造りのポイント】

  • フライトの荷物重量制限があるため荷物は厳選する必要あり
  • 軽いスーツケースを選べば入れられる物は増える(強度も大事)
  • 別送で宅配便も利用できる(最安の船便は到着まで2~3ヶ月)
  • 必要だと思われる物の中には、実際には無くても問題ないものが意外に多い
  • イギリスは硬水で環境が異なるため、日本で愛用している髪や肌のケア用品がイギリスでも合うとは限らない
  • イギリスでは日本の食品が買えるが日本の3倍以上のこともある
  • イギリスと比べると日本の100均商品はコスパが最高

イギリス旅行の持ち物リスト&スーツケースの注意点を紹介した記事も参考にどうぞ。

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7. 運転免許証の更新

イギリスの運転免許証

有効期限内の日本の運転免許証があると、渡航後にイギリスの運転免許証への切り替え可能です。

イギリスで運転する予定がなくても、運転免許証は「銀行口座を開設する際」や「小包を郵便局で受け取る時」などにIDとして使えるため便利です。

【ポイント】

  • 英国居住から12ヶ月間は日本の運転免許証で運転可能(IDとしては使えない)
  • イギリスに居住し始めてから5年以内であれば英国の運転免許証への切り替え」が可能(試験はない)

日本の運転免許証の有効期限をチェック

日本の運転免許証の有効期限が切れてしまうと、イギリスでの運転はもちろんのこと、イギリスの運転免許証への書き換えもできなくなってしまうので、有効期限が間近であれば日本で免許の更新を済ませておきましょう。

通常、免許の更新ができるのは誕生日の前後1ヶ月(計2ヶ月の間)ですが、長期海外に行くなどの理由があれば「特例更新」の対象となり早めの更新手続きが可能です。

詳細は、地域の運転免許センターに問い合わせてみましょう。

英国の運転免許証への切り替え方法

日本の運転免許証から英国の運転免許証へ切り替えるには、まず在英国日本国大使館にて「日本の運転免許証を一部抜粋して英訳した証明書」を取得した後、英国の運転免許庁であるDVLAへ切り替え申請書を送ります。

手続きの手順や必要書類については、在英国日本国大使館のこのページで確認できます。

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8. イギリスでの滞在先・部屋探し

ロンドン市内の高台に立つ家々と町のスカイライン

ロンドンは家賃が高く、単身者であれば一つの物件を他人とシェアして住むのが一般的です。

住居探しは多くの人が苦戦する難関ですが、イギリスで思う存分やりたいことに集中できるよう、居心地の良い住処を見つけたいですね。

イギリスに到着してから物件の内見をし引っ越す人も多いですが、リサーチは渡航前から行っておきましょう。

ロンドンの部屋探しガイドの記事では、物件の種類やシェア生活の実態、注意点、探す手順などを紹介しているのでご参考にどうぞ。

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9. 長期渡航者向けの保険に加入

机の上に置かれた保険の冊子

6ヶ月以上イギリスに滞在する場合、現地では支払い不要の国民医療サービスNHSが利用できるため病院での費用の心配はありませんが、日本で「保険」に入ってきてよかった!というシチュエーションは医療以外にもいろいろあります。

Memo

*海外旅行保険が付帯するクレジットカードもありますが、有効な保険期間が短いため長期滞在には適しません。

【保険があると助かる場面例】

  • 町中でスマホを盗まれる(携行品損害)
  • 家にある私物を盗まれる(生活用動産)
  • ステイ先の物品を壊してしまった(損害賠償)
  • 日本の家族に不幸があった(緊急帰国費用)

ロンドンでのスマホ盗難は6分に1件発生しているといわれ、慣れない海外での長期滞在中には様々なトラブルに備えておくと精神的なダメージも軽減できます。

ちなみに、イギリスには日本人医師が診察を行う日系の病院(ロンドンには5院)もあり、日本の保険があればキャッシュレスで利用できます。

保険(留学保険)を選ぶ際は、これらを参考に必要な補償内容であるかをよく確認しましょう。

長期滞在者向けの保険を扱う会社には、東京海上日動、損保ジャパン、ソニー損保などがありオンラインで加入手続きができます。

Memo

イギリスの歯科はNHSであっても有料です。治療によっては高額なため、定期検診や虫歯の治療は日本で済ませておくのがおすすめです。

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10. 役所手続きリスト

フォームに記入中の人

長期海外渡航前にきっちり済ませておきたいのが役所関連の手続きです。

ここで紹介する手続きの大半は日本を離れる約2週間前に行う手続きとなりますが、中には任意の手続きもあるため、前々からどの手続きをいつ行うのか計画しておくと出発直前に慌てずに済みます。

手続き方法は市区町村により多少異なることがあるので、詳細はお住まいの役所で聞いてみてください。

海外転出届の提出

海外転出届とは、1年以上日本から国外に移住、または滞在する際に市区町村の役所に提出する「住民異動の届け出」のことです。

海外転出届を出さないまま出国すると、イギリス滞在期間中も保険料や住民税の課税対象となるためくれぐれもご注意を。

提出するタイミングの目安は、日本を離れる14日前から出国日までとなります。

マイナンバーカードの返納

マイナンバーカードは海外転出するとともに失効となり、通知カードとともに返納する必要があります。

ただし、マイナンバーカードは様々な手続きの必要書類として使えるので、マイナンバーカードの返納(海外転出届の提出)は全ての手続が終わってから行うのがおすすめです。

【マイナンバーカードが使える手続き例】

Memo

マイナンバー(番号)は基本、生涯同じ番号を使い続けるため、日本に帰国するとまた以前と同じ番号のマイナンバーカードが作成されるとのこと。

在外選挙人名簿への登録申請

在外邦人は、海外から国政選挙に投票できる「在外選挙制度」の利用ができます。

利用するには「在外選挙人名簿への登録申請」が必要です。

出国前の申請可能期間は、「転出届を提出した日から出国日まで」となるので、転出届を出した後、続けて手続きを済ませておくと簡単です。

ちなみに、渡航後に在英公館にて申請(在外公館申請)することも可能ですが、日本で済ませてきた方が簡単かもしれません。

国民健康保険の脱退と精算

国民健康保険の資格は、海外転出届で届け出た転出日の翌日より喪失となります。

多くの役所では、海外転出届を出した後に、保険証の返却や保険税の精算の手続きが行われます。

国民年金

海外転出(国外転出)すると国民年金の加入資格がなくなりますが、任意加入する(支払い続ける)こともできます。

任意加入しない場合、支払わない期間は受給資格期間に算入されますが、年金額には反映されません。

住民税

海外転出すると住民ではなくなるので住民税の支払い義務はなくなります。

ただし、年末年始に渡航を考えている場合は注意が必要です。

【年末年始に出国を予定している方への注意点】

日本の住民税は、1月1日に日本に住んでいれば納税義務があり、前年の所得に対して課税されますが、出国する年(国外転出する年)の翌年以降の年は、住民税が課税されない仕組みとなっています。よって、例えば、出国日が1月だった場合には前年分の住民税は支払う義務が生じ、12月中に出国していれば、その出国した年の所得に対する住民税の支払い義務は生じないことになります。

*筆者は税の専門家ではないため、税金についての情報は税務署などに相談・確認することをおすすめします。

確定申告

海外に1年以上在留予定で、出国する年に給与所得がある場合、国外転出前に確定申告が必要か否かを確認し、必要な場合には申告&納税を済ませる、または納税管理人の届を税務署に提出する必要があります。

詳しくは、最寄りの税務署に相談してみましょう。

おまけ:ワクチン接種証明書

2023年5月にWHOは新型コロナウイルス感染症に関する「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」(PHEIC)の宣言を終了すると発表しましたが、新型ウイルスは依然として大きな脅威だと警告しています。

日本でコロナのワクチン接種を受けている方は、念のため「海外渡航用の接種証明書(英語)」を取得しておくと滞在時に役立つことがあるかもしれません。

電子版の接種証明書の取得には「マイナンバーカード」が必要となるので、転出届を提出する前に取得しておきましょう。

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11. 現地で必ず役に立つおすすめの準備

やることを考えている女性

これまで、渡英前に必ずやっておきたいことは一通り紹介しましたが、この項目では、日本でできるだけやっておくと現地で必ず役立つ「英語の勉強」と「料理の練習」について、英国で長年生活する筆者の視点からふれてみたいと思います。

英語の勉強

脅かすわけではありませんが、日本で育った日本人にとって、24時間365日英語環境のイギリスで生活することは、おそらく想像されている以上に過酷なことです。

英語のテストの点数が高ければ高いほど、イギリス滞在中に経験できることの幅は広いと言えますが、実際に現地の人と仕事をしたり交流してみると、文化や生活習慣の違いなどから英語でコミュニケーションが取れる「限界」のようなものを感じる人は少なくないと思います。

また、イギリスの暗い冬の天気は鬱になりやすく、現地で頑張りすぎて燃え尽きてしまう人は多いので、日本にいる間にできる限りの勉強(英語だけでなく英国の歴史や文化についても)はしておき、イギリスでは息抜きしながら程々に頑張ることをおすすめします。

以下、おすすめのイギリス英語学習ツール(無料)を紹介します。

【おすすめの英語学習ツール】

関連記事 – きっと役立つ!実用的なイギリス英語集

料理の練習

意外な盲点だと思うのですが、イギリスに長期滞在するのであれば「料理のスキル」は様々な面でかなり役立ちます。

  • 節約
    インフレ、物価高対策(イギリスでの外食は高額)
  • 国際交流
    日本食は世界で大人気。イギリスで知り合った外国人に日本食を振る舞うと喜ばれます。
  • 精神衛生向上
    天候や文化などの環境の違いから、イギリスで体調やメンタルを崩す人はとても多いです。バランスの取れた料理で健康を維持。日本食は精神安定剤。

イギリスでは日本食材の値段が日本の2~3倍にもなりますが、醤油や味噌、ダシなどの基本の調味料が揃えば、いろいろな日本食が作れます。

日本にいる間に料理のスキルを上げておきましょう!

【イギリスでも作れる料理例】

  • 鍋での米炊き
  • 炊き込みごはん
  • 味噌汁
  • 肉じゃが
  • 豚の生姜焼き
  • 豚の角煮
  • 親子丼
  • 巻き寿司
  • お好み焼き
  • カレー
  • パスタ(トマトソースなど)
  • ポトフ

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12. その他のチェックリスト

空を飛ぶ飛行機の翼とAnything else?の文字

最後に、人によっては、日本を離れる前にやっておきたい(かもしれない)アレコレを挙げておきます。

  • 退去連絡(現在賃貸の場合)
  • 不用品の処分(捨てる・実家に送る・メルカリで売る等)
  • 郵便物の転送届
  • 不要なサブスクのキャンセル
  • お墓参り
  • 健康診断
  • 英語の試験を受ける
  • イギリスの歴史や文化について学ぶ

最後に

いかがでしたでしょうか?

出発までには様々なタスクがあり大変ですが、この記事が役に立ち、出発までの準備が整い、イギリスで新しい生活がスムーズに始まることができたなら幸いです。

イギリスに到着後は新たなチャプターが始まります
渡英後のTo Do Listの記事」を参考に、新しい環境でのスタートを切りましょう。

実りある素敵なイギリス滞在となりますように。

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