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ロンドンのプライド・パレード2025年ガイド【LGBTQ】

この記事では、毎年大きな注目を集めるロンドンの人気イベント「プライド in London」について、その歴史や開催当日のイベント詳細を紹介しています。

1. Pride in Londonとは?

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Pride in Londonとは、多様性を祝い、不平等に対して抗議することをミッションに掲げるロンドンのLGBTQ+の団体により、年に一度開催される大規模なイベントです。

市内中心部で開催されるプライド・パレードには約3万人が参加し、毎年約150万人が訪れます。

2025年のPride in Londonは7月5日(土)に開催される予定です。

【LGBTQとは?】

Lesbian(女性同性愛者)、Gay(男性同性愛者)、Bisexual(両性愛者)、Transgender(性自認が性別とは異なる人)、Queer / Questioning(特定の性の枠に属さない人、わからない人等)

【Pride in Londonの理念】

  • 可視性: 都市の多様なLGBTQ+、クィア/見えない存在/その他の可視性を最大限に高めます。
  • 団結:LGBTQ+コミュニティの草の根活動を支援することで、コミュニティ内の団結を促進します。
  • 平等: LGBTQ+個人の権利があらゆる面で多数派と平等であることを目指して闘います。

プライドの起源

プライドパレードが始まったのは、1969年6月28日にニューヨークで起こった「ストーンウォール事件」がきっかけです。

ストーンウォール事件とは、ニューヨークのゲイバー「ストーンウォール・イン 」が警察による踏み込み捜査を受けた際、居合わせたLGBTQ当事者らが初めて警官に真っ向から立ち向かって暴動となった事件のこと。

これに端を発し、世界各地でLGBTの権利を求める社会運動が広がり、イギリスでは、1972年に最初のプライド・パレードが開催されました。

現在、ストーンウォール事件が起こった6月は世界各地で「プライド月間」として知られるようになりました。

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2. イベント当日のガイド

プライド・ロンドンでパレード上空を彩るレッドアローズ
ピカデリーサーカス(2019年開催時) / Photo; ©TanksLondon.com

2025年のPride in Londonは、7月5日(土)に開催される予定です。

ロンドンの町中はプライド月間である6月に入ると、駅や電車、ショップのショーウィンドーなどが徐々にプライドを象徴するレインボーカラーに染まっていきます。

以下、Pride in London開催当日のパレードのルートやその他イベントの情報を紹介しています。

プライド・パレードのルートは?


パレードは2025年7月5日(土)12:00~18:00に行われ、沿道で自由に観覧できます。

パレードのルートは、ハイドパークコーナーからピカデリー・サーカス、ヘイマーケット、コックスパーストリート経由でトラファルガー広場、到着地はホワイトホールプレイスです。上記マップで確認できます。

500以上の団体、約3万5千人が参加予定とのことです。

場所によっては大混雑するため、スリにはくれぐれもご注意ください。

各種イベントが開催される会場を紹介

2019年のプライド in ロンドンのキャバレーステージエリア
Sohoの通りに登場したキャバレーステージ (2019年)Photo; ©TanksLondon

プライド in ロンドンの開催当日は、パレードだけでなく特設会場で開催される無料イベントにも注目です。

多くのイベント会場の開催時間は12:00~20:00で、各エリアへの入場は先着順です。
各会場の場所は、先程紹介したマップで確認できます。

トラファルガー広場(メインステージ)

イベントのメイン会場となるトラファルガー広場では、毎年有名なアーティストやDJ、ダンスパフォーマーが登場し盛り上がります。

2025年のヘッドライナーは、ポップ・ソウルのレジェンド、チャカ・カーン!(10回グラミー、2023年ロックの殿堂入り)
その他、デュランド・バーナー、Eurovision 2025 優勝者 JJ、ドラァグスター La Voix など多数が出演します。

広場にはストリートフードなどをはじめとする各種ブースもあります。

ファミリーエリア(ヴィクトリア・エンバンクメント・ガーデンズ)

家族向けの演目や子ども向けアクティビティが楽しめる会場。

ディーン・ストリート(マップ内ブラック)

キャバレー/ドラァグ中心のパフォーマンス。

La Voix、Trevor Ashley、John Cameron Mitchell などが出演。

ゴールデンスクエアー(マップ内グリーン)

R&B、ラップ、DJ。Amaria BB、Nile、Thandi Phoenix らが登場。

ストリートフードやアルコールなどの各種ブースあり。

レスタースクエア(マップ内オレンジ)

女性とノンバイナリー向けの会場。

DJ girli や DJ MABELが登場。

Soho スクエアー(マップ内レッド)

トランスジェンダー&ノンバイナリー向けの会場。

パフォーマンスやスピーチなどが行われ、グッズや食品、ドリンクの屋台が並ぶ。

DJ Princess Julia、Alexis Soliaらが出演。

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3. アクセスと注意事項

ワンコもプライドカラーでおめかし!Photo; ©TanksLondon.com

「プライド in ロンドン」開催当日の観客は150万人以上が予想され、交通機関の混雑や一部閉鎖する駅もあります。パレードのルートは車両通行止めとなるので、お出かけの際はご注意ください。
マーブルアーチ、ボンドストリート、ハイドパーク・コーナー付近の駅が便利です。

来場者多数のため通信が不安定になる可能性があることから、待ち合わせ場所は混雑する場所を避けたほうがよさそうです。

スリにも注意し、素敵な一日をお過ごしください!


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