ロンドンでDLRに乗ってみよう!【交通ガイド】

バスや地下鉄以外の交通手段も案外沢山あるロンドン。

この記事では「DLR」と呼ばれる乗り物を紹介しています。

1. DLR とは?

ホームに入ってくるDLR

DLRとは「Docklands Light Railway」の略でロンドンの東地区を「自動制御」で走るライトメトロと呼ばれるタイプの電車のこと。
「ディーエルアー」と呼ばれるのが一般的。

「自動走行 = 運転席が無い」ので、一番前の席に座ればアトラクション感覚で楽しいです。

DLRのルートは、シティ・オブ・ロンドンと呼ばれる地区にある金融街「Bank」やロンドン塔のある「Tower Gateway」から東ロンドンの東、北、南へ伸びていて、駅は全部で45駅あります。

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2. 運行区間内の見どころ・観光地

東ロンドンのカナリーワーフの街並み

DLR運行区間の中心とも言える「ドックランズ」と呼ばれるエリアは、かつて世界一の貿易港として活躍していた19世紀に倉庫や造船所があった場所ですが、現在は「カナリーワーフ」を中心に開発が進み、歴史あるロンドンならではの街並みと異なる近代的な雰囲気が楽しめます。
カナリーワーフには入場無料の「ドックランズ博物館」もあるので、ドックランズの歴史を知りたい方は是非行ってみましょう!

カナリーワーフを越え、テムズ川を渡った先にあるのは世界遺産の「マリタイム・グリニッジ」。
日本では「グリニッジ天文台」がある場所として知っている方も多いと思いますが、実はその他にも見どころ盛りだくさんのおすすめ観光地です。

DLR路線の北にある「ストラッドフォード -Stratford」周辺は、ロンドン 2012 オリンピック・パラリンピックの主な開催地となった場所で、サッカークラブのウェストハム・ユナイテッドのホームグラウンドにもなっている「ロンドンスタジアム(旧オリンピック・スタジアム)」や「アルセロール・ミッタル・オービット」と呼ばれる高さ115メートルの展望塔、巨大ショッピングセンター「ウェストフィールド」など見どころは色々あります。

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DLRを利用する際は、地下鉄や路線バスと同じくTfL (Transport for London) 共通のICカード「オイスターカード」が使えます。

運賃は乗車するゾーンや時間帯などによって異なるため、詳しくはロンドン交通の料金解説の記事をご参考にどうぞ!

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3. DLRの乗車について

DLRの駅と券売機

DLRの駅を探す際は「エメラルドグリーン」のTfLのロゴが目印。 

主要駅を除きスタッフはいなく改札にはゲートが無い駅も多いのですが、TfLの黄色のカードリーダーにオイスターカード(コンタクトレス)をタッチするのは忘れないようにしましょう!

乗車料金

DLRを利用する際は、地下鉄や路線バスと同じくTfL (Transport for London) 共通のICカード「オイスターカード」が使えます。

運賃は乗車するゾーンや時間帯などによって異なるため、詳しくはロンドン交通の料金解説の記事をご参考にどうぞ!

乗降車時にタッチ!

先ほども触れましたが、駅が無人で改札ゲートが無くてもカードリーダーにタッチするのは重要なので要注意!

  1. 乗車駅のTfLカードリーダーにタッチ 
  2. 行き先の電車が来るホームへ行き乗車
  3. 降車駅のTfLカードリーダーにをタッチ 

Memo

不定期に私服捜査官による車内でのチケットチェックあり! 
有効なチケットがなかったり、オイスターのタッチ忘れがあると罰金£80となるのでご注意を。

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4. DLR路線マップ 

ロンドン市内の公共交通を利用する際は、Citymapperの経路検索アプリがあればどこに行くにも簡単ですが、参考までにTfL公式サイトにある路線マップを置いておきます。

路線図は次の場所でも確認できます。

  • ホーム上
  • 車内
  • 駅の改札付近

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