ザ・シャードとは?チケット予約とアクセス方法

この記事では、ロンドンのランドマークの一つである「ザ・シャード」を訪れる前にチェックしておきたい情報を紹介しています。

1. ザ・シャードとは?

バラ・マーケットから眺めたザ・シャード

英語表記:The Shard
オープン:2013年
建築デザイン:レンゾ・ピアノ
建築スタイル:ネオ・フューチャリズム
高さ:309.7m / 地上87階建て
オーナー:カタール国

ザ・シャードは、ロンドンブリッジ駅の脇にそびえるピラミッド型の高層ビルで、2013年にオープンしました。

この尖った特徴的な外観のシャードには1万枚以上のガラスパネルが使用されており、数あるロンドン市内のアイコニックな建造物の中でも一際目立つ存在です。

ビル内にはオフィスや商業施設、居住スペース、シャングリラホテルがあります。加えて、ロンドンのパノラマビューが楽しめる人気の展望室&デッキも設置されています。

この記事の目次に戻る

2. シャードの展望階 – The View from the Shardとは?

シャードとロンドンの町

「The View from the Shard」と呼ばれるシャードの展望階は、68、69、および72階に位置しており、そのうち68階と69階は屋内展望室、72階はオープンデッキとなっています。

シャードの高さは約310メートルで、東京スカイツリーの半分以下ですが、ロンドンは高層ビルが少ないため、展望室からの360度のパノラマビューは見晴らしが良く、素晴らしい眺望が広がります。

夕方に訪れ、夕焼けのグラデーションや夜のイルミネーションに輝くロンドンの町をのんびり眺めるのもおすすめです(一度入場すれば滞在時間に制限はありません)。

各階にはカクテルやコーヒー、軽食が楽しめるバーがあるので、景色を楽しみながら特別なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?

展望室から見える有名観光地やランドマーク

シャード72階の展望デッキから景色を眺める人々
シャードの72階展望デッキ / Photo: ©TanksLondon.com

以下は展望室から見えるロンドンを代表する建造物の一覧です。

シャードから見えるもの

タワーブリッジ(東側)

ロンドン塔(東側)

・カナリーワーフ(東側の高層ビル群)

HMS ベルファスト(テムズ川)

セントポール大聖堂(西側)

ミレニアム・ブリッジ(西側)

テート・モダン(西側)

ロンドン・アイ(南西側)

天気の良い日には、なんと36キロ離れた場所に位置するウィンザー城も見えるのだとか。訪れる際は、テムズ川を中心に点在する数々の有名観光地やランドマークを探してみてくださいね。

展望室のチケット予約方法

テムズ川とザ・シャード

「View from the Shard」のおすすめの予約方法として「Tiqets」と「ロンドンパス」を紹介します。

【Tiqetsでの予約】

Tiqets(ティケッツ)は日本語で予約ができ、シャードの入場予約だけでなく「シャードとテムズ川クルーズ」、「シャードとロンドン塔」などの人気観光地がセットになったお得価格での予約も可能です。

【ロンドンパスでの予約方法】

「ロンドンパス」はお得なロンドン観光パスで、「期間限定で観光地に行き放題のロンドンパス」と「訪れたい観光地の数を選ぶエクスプローラーパス」の2種類があります。
どちらのパスでもシャードへの入場が可能(2024年1月時点)ですが、事前に公式View from the Shardサイトにて入場時間を予約する必要があります。詳しい予約方法はGoCityのこのページで確認してみてください。

この記事の目次に戻る

3. アクセスと最寄り観光地


ランドマークであるシャードの建物はロンドンブリッジ駅のすぐそばにあり、建物自体はすぐに見つかりますが、「展望室への入り口」は少々わかりにくいかもしれません。

電車や地下鉄で訪れる際は、駅構内の「Shard」の案内表示を目印に移動し、「Joiner Street」にあるThe View from the Shardの入り口を目指しましょう。
事前に↑ストリートマップで確認しておくと安心です。
(エスカレーター横の「The Shard Viewing Gallery」のサインがある所が入り口です)

シャードのそばには人気の観光地もあるので、あわせて訪れてみてはいかがでしょうか?

【シャードの最寄り観光地】

周辺を観光する際は、市内の定番徒歩観光ルートの記事も参考にしてみてください。

素敵な観光日和となりますように!

この記事の目次に戻る

Powered by GetYourGuide