ロンドンの科学博物館 見どころ観光ガイド【子供にもおすすめ!】

サイエンスミュージアムの中
Image credit : Dignity 100 / Shutterstock.com

ロンドン科学博物館とは 

英語表記:Science Museum, London

ロンドンの科学博物館は、ヴィクトリア&アルバート博物館自然史博物館などの有名博物館が集まるサウス・ケンジントンエリアに位置しています。

国内外から年間300万人以上が訪れる人気の博物館です。

館内には1万5千点もの貴重な展示物に加え、IMAXシアターや科学を体験しながら学べるエリアなどもあり大人から子供まで楽しめます。定期的にエキシビジョンも開催されています。

以下より、館内のガイドや見どころ、子供向けのエリア、来館時に知っておきたい基本情報などを紹介していきます。

館内ガイド

館内には5つのフロアーがあり、様々なテーマを軸にしたギャラリーに別れています。

数時間では見切れないほどに広いので、見る場所を事前に決めておくのがおすすめです。
館内マップ(PDF)

以下に紹介するギャラリーの他に、期間限定のエキシビジョンも定期的に開催されています。最新のエキシビジョンについては、公式サイトのエキシビジョンのページ(英語)でチェックしてみましょう。

各ギャラリーを簡単紹介

Making the Modern World

過去250年の間に人類の生活に多大な影響を与えた発明品などの展示エリア。
例:フレミングのペニシリンや初代アップルコンピュータ―など

Energy Hall

蒸気がもたらした英国の技術と産業の発展を巡るエリア。

Exploring Space

1969年に月面着陸を果たした際に使用された実物大の「イーグル」や、持ち帰られた本物の「月の石」などの展示をはじめ、惑星に関する知識や宇宙空間での生活などが学べます。

Who am I?

展示品やアート作品などを通して「個々のアイデンティティーとは何なのか?」を探究するエリア。

The Clockmaker’s Museum

世界最古の時計をはじめ、1600年から現在までの時計の歴史を紹介するエリア。

Mathmatics

数学と私達の生活の関係性、歴史などを巡るエリア。

Information Age

過去200年間の通信テクノロジー発展の歴史を巡るエリア。

Atmosphere

46億年の地球の歴史的な気候変化を、実際の南極の氷床コアや年輪などの展示品と共に巡るエリア。

低酸素社会でのアイデアや地球温暖化など、現在と未来の地球環境にも焦点が当てられています。

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館内の見どころ

時間がなくても「これだけは見ておきたい」という、館内で注目の展示品を紹介します。
館内マップ(PDF)

グラハム・ベルの世界初の電話

スコットランド生まれの「グラハム・ベル」が発明した世界初の実用的電話。

展示場所:Information Age Gallery

ガリレイ・ガリレオの望遠鏡

イタリアの天文学者、物理学者、哲学者で「天文学の父」として有名なガリレオの望遠鏡。

展示場所:Exploring Space Gallery

パフィング・ビリー

世界最古 (1814) の蒸気機関車。

展示場所:Making the Modern World Gallery

DNA2重螺旋のモデル

フランシス・クリックとジェームズ・ワトソンの共同研究により、世界で初めて同定されたDNAの立体構造モデル。参考:ウィキペディア

展示場所:Making the Modern World Gallery

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子供向けエリア

館内には遊び体験から自然に科学が学べる子供向けエリアがいくつかあります。

対象年齢を参考に訪れてみましょう。

パターン・ポッド (Pattern Pod)

対象年齢:0歳~8歳 

視覚、聴覚、触覚を通して遊びながら学べる空間。
公式ページ👇で内部の様子を確認できます。

公式サイトのパターンポッドの案内ページへ(英語)
場所:Level 0
料金:無料

フライ・キッズ (Fly Kids)

対象年齢:2歳~5歳 

イギリス空軍のアクロバットチーム「Red Arrows」のフライトシミュレーターが楽しめます。
各自コインを入れて使用するアトラクションになります。

場所:Level 3, Fly Zone
料金:£2(2020年3月時点)

レッドアローズ 360 (RED ARROWS 360)

対象年齢:4歳以上

フライキッズの大きい子供向けバージョン。
3D映像と動きを再現したフライトモーションテクノロジーで、レッドアローのコックピットにいるかのような体験ができます。

💡8歳以下は大人と乗車。
身長制限:107cm
場所:Level 3, Fly Zone
料金:£5(2020年3月時点)

ザ・ガーデン (The Garden)

対象年齢:3歳~6歳

水、光、音などを使ったインタラクティブな遊びのスペース。子供が夢中になる仕掛けが詰まった空間です。
週末や学校が長期休みの際は、入場制限のあることもあります。

場所:Level -1
料金:無料

ワンダーラブ (Wonderlab)

対象年齢:4歳~16歳

本格的なサイエンスを体験しながら学べる広い空間。
スタッフによるドライアイスなどを使ったデモンストレーションや、本格的なサイエンスショーなど盛りだくさんで長時間楽しめます。

場所:Level 3
料金:1日パス £8、年間パス £13(2020年3月時点)
💡チケットはワンダーラブ入口にあるチケットオフィス、又はウェブサイト(英語)より購入できます。

バブルズ・バブルズ・バブルズ (Bubbles, Bubbles, Bubbles)

対象年齢:特になし 

スタッフによる20分間のシャボン玉のショーで、一日に数回開催しています。
かなり人気があり、週末や現地の学校が休暇の期間には特に込み合います。定員オーバーとなり入場できないこともあるので早めに並びましょう。

開催時間は、博物館入り口の案内所で教えてくれます。

場所:Level -1
料金:無料

IMAX シアター

対象年齢:作品により異なる

教育を目的とした子供向けのプログラムや一般映画などを、迫力あるIMAXシアターで鑑賞できます。
上映作品によって対象年齢が異なる為、それぞれの公式サイトの上映作品の詳細ページでチェックしてみましょう。

場所:Level 0
料金:有料

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来館案内

開館時間

  • 毎日:10:00 – 18:00
  • 最終入場 17:15(ギャラリーは、閉館時間30分前から閉まり始めます。)
  • 休館 12/24 – 12/26

入館料

無料 (特別展示やIMAXなどは有料)

交通

  • 地下鉄 – サウスケンジントン駅(サークル、ディストリクト、ピカデリーライン)
  • バス – 14, 49, 70, 74, 345, 360, 414, 430, C1 

*サウスケンジントン駅の改札を抜け、右へ進むとミュージアム(3つのミュージアム)へとつながる地下道があり、雨天時に便利。

Science Museum 公式ウェブサイト(英語)

 

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